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大阪府岸和田市で11月3日未明に繰り返されてきた改造車やバイクの集団暴走「イレブンスリー暴走」で、大阪府警は3日、暴走車両だけでなく、暴走をあおる「期待族」と呼ばれるやじ馬もゼロになった、と発表した。府警は4年連続で国道26号の一部封鎖を実施し、イレブンスリー暴走は事実上終息した。
府警などによると、この暴走は解散した暴走族名にちなむとも言われ、少なくとも10年ほど前から、国道26号の一部区間を集団で暴走するようになった。その様子がSNSで拡散し、2015年には約50台の暴走を約2500人が見物したという。
府警は翌16年以降、約2キロにわたって国道を封鎖し、今年も2日深夜から警察官約360人、警察車両約100台を動員して警戒した。暴走車両は17年から3年連続、やじ馬は今年初めて確認されなかった。府警の担当者は「封鎖が世間に浸透し、沿道の店舗が閉店を早めるなどの協力があった成果」と話す。(高木智也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル